私が住む町、青梅は東京都とはいえとても自然豊かでのんびりしたところです。
ですが、年に一回その青梅が平均で10万人以上の人でごった返すイベントがあるんですよ〜!
それは「青梅大祭」です!
有名なお祭りなので、ニュースなどで見たり聞いたりした事がある方もいると思います。
でも青梅って馴染みがないし、興味はあるけれど内容やアクセスがよくわからないな〜?なんてお悩みも多いはず。
でもあれだけの規模のお祭りは、そうそうありません。ぜひぜひわが町青梅に来て、青梅大祭を楽しんでほしいです!
今回は、2019年の青梅大祭を振り返りながら、一歩踏み出せないみなさんの後押しができたらと思います。
Contents
青梅大祭の日程や場所が知りたい!
まずお伝えしたいのが、青梅大祭は家族連れにもぴったりのイベント!青梅は意外と遠くない!という事。
その理由を、日程や場所の紹介を交えながらしっかりお話してきますね!
青梅大祭の日程や期間は?
青梅大祭が家族連れにぴったり!と思った理由は、その日程と期間です。
その日程をまとめてみました!
・開催期間:4月28日~5月3日(2019年は日・祝日でした)
・開催時間:9:00から22:00
・宵宮祭り:5月2日
・本祭り:5月3日
日程を見ていただければわかる通り、青梅大祭が開催されるのは、毎年4月28日から5月3日です。
暑すぎず、寒すぎず…観光するのに最高の季節じゃないでしょうか?
そしてなんと言っても、ゴールデンウィーク真っ只中!
どこにレジャーに行こうかな?とお悩みの家族にもってこいです。
4月28日からというのは、住吉神社で神事が行われるから。
その時は各町内の山車に祈願してもらうので、わりとひっそりと行われています。
屋台が出るわけでもないので、観光するという感じではなく町内での準備が始まりいよいよお祭りに向けて本格スタート!といった日ですね。
5月2日の宵宮祭りでは、午後から青梅市内で各町内の山車が勢ぞろい。各地でお囃子の音や拍子木を聞く事ができます。
5月3日は本祭り!
青梅駅前から、隣の東青梅駅前あたりまで山車がたくさん登場し、屋台も人混みも最高潮にもりあがります!
宵宮祭りでも青梅駅前に屋台が出ますが、基本的には町内曳きと言われる練り歩きですので、観光は本祭りの方が見応えがあるかもしれません。
青梅大祭が開催される場所は?
青梅大祭が開催される場所には、JR青梅線の青梅駅または東青梅駅で下車するとすぐにアクセスできます。
でも、青梅大祭には電車でしか行けないのでしょうか?
車やバスで行く方法はあるのかについても、次に詳しくお話しようと思います!
青梅大祭の電車での最寄駅や車でのアクセス
先ほどちょっとお話した通り、青梅大祭にはJR青梅線の青梅駅または東青梅駅で下車するのが一番簡単にアクセスできる方法だと思います。
電車での青梅大祭への最寄駅
・JR東京駅から青梅駅に向かった場合:JR中央線青梅行き(青梅線直通)で一本
・八王子駅から青梅駅に向かった場合:JR八王子駅からJR八高線川越行→JR拝島駅からJR青梅線青梅行へ乗り換え
都内方面から中央線青梅行きを利用する場合は、立川駅まで急行や特急が使えます。
立川駅からは、各駅停車の青梅行きに乗り換えるとスムーズですよ!
東青梅駅に下車するのもいい方法です!
青梅駅と東青梅駅は隣の駅なのですが、駅間を線路沿いに直線していくと、1.5キロほどで移動する事ができます。
お祭りの山車や屋台のメインも、この二つの駅間である旧青梅街道に密集しているんです。
大人なら20分もあれば歩けてしまいますよね。
以上を踏まえて、もっともおすすめなのはJR青梅線でどちらかの駅に下車し、徒歩で屋台や山車をぶらぶらと眺めながら移動する方法ですよ〜!
青梅大祭への車でのアクセス
青梅駅か東青梅駅に車で行く方法は、圏央道青梅インターチェンジ出口から、青梅市街方面へ約15分〜20分です。
ちょっと混んでいたりすると、青梅駅まで20分といったところでしょうか。
ただここで気をつけたいのが駐車場の問題です!
いざ車で出発!と、出かけたはいいものの…駐車場はどこ?とウロウロするのは避けたいですよね。
このあと、青梅駅・東青梅駅周辺の駐車場の場所や料金についてもお話していきますよ〜!
青梅大祭へ車で!駐車場の場所や料金は?
青梅大祭では、青梅駅・東青梅駅共に臨時の駐車場がありません!
つまり、駅周辺のコインパーキングを探すことになります。
ところが、青梅駅も東青梅駅そんなに大きくない駅なので、コインパーキングもあまり数が多くないんです!
一番込み合う5月2日・3日に車で行く、というのはちょっと危険ですね〜
青梅駅・東青梅駅周辺の駐車場の料金は、かなり安い方だと思います。
https://times-info.net/P13-tokyo/line/L4100/S1679/
こちらはコインパーキングの大手、タイムズの青梅駅周辺の情報なのですが、見ていただければわかる通り最大で千円以下というところがほとんどです。
けれども、数が少ない上に5月2日・3日は交通規制があります!
http://ometaisai.g2.xrea.com/p2.htm
こちらは青梅大祭実行委員会のホームページなのですが、2019年の交通規制の状況がわかるので、参考になりますね〜!
5月2日は昼の12時から、5月3日は朝の9時から駅周辺で交通規制が実施されます。
ということは…駅前のパーキングまでたどり着けない可能性があるということ!
これらの事情を考えると、電車で行くのが一番いいのかな?と思います。
一つ車で青梅大祭へ行く裏技としては…パークアンドライド!
パークアンドライドとは、自宅などの出発地から車で移動し、途中の経由地で電車やバスなどに乗り換えて移動することです。
青梅駅・東青梅駅なら、数個先のJR昭島駅やJR福生駅などの大きい駅に車を停め、そこから電車やバスで移動という手もありますね。
けれども、駐車場の空きが確実にある!というわけではありません。
なにしろ10万人以上の人出になりますから、事前に予約できる駐車場をおさえておかないと、ちょっと厳しそう。
できれば電車で行った方が安心できそうです!
青梅大祭の見どころは山車とお囃子!
青梅大祭の見どころは、なんといっても山車です!
ケンカ囃子(ひっかわせ)とも呼ばれる、山車の競り合いはものすごい迫力ですよ〜!
ケンカ囃子と言っても、実際に手を出したりののしったりするような競り合いではありません。
各町内の山車が接触するほど近づいて、お囃子を競り合います。
それぞれの山車のお囃子や装飾にも個性が溢れていて、迫力満点。
特に5月3日の本祭りでは、夕方18時頃から青梅駅を各町内の山車が出発します。
すごい人混みの中、ボルテージの上がったお囃子で競り合う姿は圧巻。
ぜひ本祭りの夕方は、青梅駅周辺でケンカ囃子を見学してください!
青梅大祭の混雑状況や穴場スポットは?
青梅大祭が開催されるのは、ゴールデンウィーク真っ只中なので、青梅大祭以外にも各所でイベントやお祭りがあります。
さらに青梅大祭は毎年10万人以上の人出が予想されるので、渋滞や混雑はかなりのものです。
実際現地に住んでいると、「明日明後日は青梅大祭だから、青梅街道と旧青梅街道を避けて移動しよう」という人がほとんど!
車は避けて、公共機関で移動するのがよさそうですね。
穴場スポットについても、こちら現地の人間からは「とにかく裏路地へ入れ!」とアドバイスしたいですね〜!
なぜなら、お祭りのメインとなる旧青梅街道沿いにはあまりトイレがありません。
青梅駅前・東青梅駅にコンビニはあるのですが、毎年トイレ待ちの長蛇の列です。
私も幼児を連れて参加するのですが、子供が長時間トイレを待てないのでコンビニは利用しません。
おすすめは、駅前周辺のちょっとした裏路地を散策することです!
各所に仮設トイレが用意されています。
先ほど交通規制の箇所でも紹介した、青梅大祭のホームページにあるこのおまつりマップが、青梅駅前の観光協会事務所や各店舗でもらうことができます。
http://ometaisai.g2.xrea.com/p2.htm
このマップにトイレの場所も書いてありますので、あらかじめチェックしておいた方がいいですよ〜!
また、住吉神社をはじめ各所に神社が点在しています。
みんな屋台や山車の方に集中しているので、神社がかなりの穴場スポットになるんです!
参拝がてら、神社で少し休んでみてもいいかもしれませんね♪
青梅大祭の屋台グルメやお土産について
青梅大祭の屋台は、毎年青梅駅前周辺から旧青梅街道まで300店舗以上が出店します!
出店の時間は午前10時から午後17時頃までなので、我が家では夕飯をすませるつもりで出かけていますよ〜
その内容は、焼きそばやお好み焼きなどのポピュラーなものから、唐揚げや五平餅なんていう渋いグルメもあります!
ここ数年で「チーズハットク」という、韓国のファストフードのようなものもよく見るようになりました。
若い子たちに人気のようですね〜!
青梅大祭の屋台は、すごく珍しいものがあるわけではないのですが、全体的に盛りが多いと思います。
値段は500円から600円ほどの価格帯が多く、他のお祭りに比べて高い印象はないですね・
そして、青梅ならではのお土産もあるんですよ〜!
コンビニでも買えちゃう、「青梅せんべい」は梅の形をかたどった卵の風味のする優しいお菓子です。
実はこの青梅せんべい、いろいろな和菓子屋さんで売られていますが、それぞれのお店で味が違うんだそう!
青梅駅前から東青梅駅前へ歩くだけでも、いくつも和菓子屋さんがあります。
それぞれのお店の独自の味を楽しんでみるのもいいかもしれません♪
青梅大祭のクライマックスは花火と提灯行列!
2019年の大きな出来事といえば、改元でしたよね。
青梅大祭でも、2019年の開催では令和元年を祝うのぼりなどがドーン!と飾られていて、歴史的なイベントになりました。
そして5月3日の本祭りでは、夕方18:30ごろから800もの提灯行列を見ることができました!
ほんのり色づいた提灯で山車を先導し、山車ではお祭りのクライマックスにかけてお囃子も最高潮の盛り上がりに!
思わずうっとりしてしまう、素敵な光景を見ることができました。
提灯行列が山車を先導し、青梅駅前周辺にたどり着く頃、永山公園から花火(約100発ほど)が打ち上げられました。
ふわふわと提灯がただよい、お囃子が鳴り響き…空には打ち上げ花火。
令和の始まりにふさわしいとても豪華なお祭りだったと思います!
2020年も提灯行列と花火があるかどうかはまだわからないのですが、2020とキリのいい年ですから、なんらかの素敵な企画があるのではないかな?と、今からワクワクしています!
まとめ
2019年の青梅大祭には、なんと19万人もの人が訪れたそうです!
現地に住んでいると、普段はとてものんびりした町なのでやはり青梅大祭の時には格段に活気付くなあ〜という印象。
町が華やいで、とっても楽しいですよ。
メインの本祭りの早朝は、「朝霧」という各町内でお囃子を演奏するイベントもあります。
この朝霧…朝からお祭り気分を味わえるので、すごく雰囲気があって私は大好きです。
昭和の町として今も古い町並みが残る青梅市。
伝統と歴史の町が、山車とお囃子でいきいきと色づく青梅大祭。
ぜひみなさんも、家族や仲間と楽しんでみてくださいね!